長崎で、べっ甲
受け継ぎ三百年

私たちは、鼈甲発祥の地である長崎から
伝統を引き継ぎ、大切なふるさとのため
これからも貢献していきます。

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長崎鼈甲の歴史

随・唐の時代に中国で生み出された技術が
ポルトガル船やオランダ船を通じて
伝来し、17世紀後半から長崎で作られ始めた300年以上の歴史を持つ工芸品です。

厚みや色合いなどを手作業により丹念に
調整し緻密で精巧な技法が特徴であり、
物だけでなく、宝船等の大型の置物も
製造されています。

地域:長崎市、諫早市、西海市、長与町など

私たちの
これからの
取り組み

国の伝統的工芸品である鼈甲工芸品の良さを、
より多くの方に知ってもらいたい思いで鼈甲発祥の地である
長崎から連合組合員たちで各地でのイベント、催事などに参加し
実演販売等で鼈甲の魅力を伝えています。

今後もより多くの方々に魅力を伝えるとともに
鼈甲職人の育成や雇用拡大に努めていき長崎の発展に
少しでも貢献できるように取り組んで参ります。

私たちは先人たちが築いた
べっ甲細工の伝統を絶やさず、
時代に合ったものにしていくには
どうすればいいのかを日々考えております。

その中の取り組みの一つとして
べっ甲の原材料であるタイマイの養殖を、
石垣島で行なっています。

石垣べっ甲の
養殖への取り組み

伝統的工芸品指定

伝統的工芸品産業振興協会より受理

平成28年12月21日に開催した
産業構造審議会製造産業分科会
伝統的工芸品指定小委員会において審議

経済産業省は、伝統的工芸品産業の
振興に関する法律(以下「伝産法」)に定める
伝統的工芸品として、
長崎県の「長崎べっ甲」を新たに指定

引用元:伝統的工芸品産業振興協会より抜粋
https://kyokai.kougeihin.jp/

リューター、彫刻機などで細かいデザイン部分を削っていきます。
こういった作品の場合は深く彫刻機などで
彫り込み立体感の有る作品が多い為色々なカッター(自作)で
その作品を表現していきます。
細部にわたり細かくペーパーなどで仕上げて行きます。

べっ甲細工の製造過程

製造過程を見る